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棚卸資産の範囲

棚卸資産
08 /24 2012
こんにちわ♪(今はこんばんわですね^^;)

棚卸資産をまとめていきます。
今回は棚卸資産の範囲です。


なにが棚卸資産なのか?


この問いを書いていこうと思います。
”4つ”あるので例を挙げながら覚えていきたいと思います。


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<棚卸資産>

~範囲は?~

①通常の営業過程において販売するために保有する財貨または用役

→つまり、”商品・製品”とかです。
販売用不動産も含まれる。

→固定資産が本来の用途(使用)から外されて、販売する目的になった場合は含まれない。
なぜなら、通常の営業過程で販売されるものではないから。


②販売目的として現に製造中の財貨または用役

→つまり”半製品・仕掛品”とかです。

③販売目的の財貨または用役を生産するために短期間に消費されるべき財貨

→つまり”原材料”などです。

ここまでの①~③は最終的に”売上原価”となり、収益と個別的に対応します。

④販売活動および一般管理活動に置いて短期間に消費されるべき財貨

→”事務用消耗品費”などです。

→"販売費及び一般管理費”となるので、収益と期間的に対応します。(この点で他の①~③と異なる)

→国際会計基準では④は棚卸資産の範囲に含まれない。


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ここまでです。

短答試験では出やすいと思うので覚えておくといいと思います。
論文でも必要ですし♪


貴重なお時間をさいて見てくださりありがとうございました。

お疲れ様です。

何か御意見御感想があればよろしくお願いします。

あと、〇〇についてまとめてほしいというのがあれば、私なりにまとめてみようと思います。
私の勉強にもなりますので、要望があれば遠慮なく書き込みのほどよろしくです。

また、他の方も、繰り返しでもいいので、「こういうのまとめてみました」
とか「このような理解の方がいいよ」、「これはまとまってないよ(わかりにくい)」
などのご指摘があればよろしくお願いします。

減損会計(理論)

減損会計
05 /30 2012
よく問われる論点で有名ですが、

『なぜ減損は戻入れをしないのか?』

これについて語ります。

では

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〈減損会計〉

『なぜ減損は戻入れをしないのか?』

単純に覚えることは2つで

①減損がほぼ確実になった場合に限って減損を測定しているから。
②戻入れは事務的負担が大きいから

この2つです。

①のことを難しい言葉で『蓋然性(がいぜんせい)基準』といいます。

蓋然性とは可能性のことです。

計算でもおなじみですが、まずは

兆候がないか調べて、あったら
割引前将来キャッシュフローと比較するじゃないですか、
それで、減損の測定をしますよね。


二段階も確認してるじゃないですか

なので、ほぼ(相当程度)可能性が高い時と言っています

そこまでして、減損が回復するなんてほぼあり得ないと考えて、
戻入れがないんですね。

因みに、国際会計基準は兆候があれば減損を測定します。

これを『経済性基準』といいます。

兆候だけで測定するため、減損しない場合があります。
なので、戻入れも当然行われます。


米国会計基準では日本と同じ『蓋然性基準』です。


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以上です。

電車で、40分移動だったので簡単な理論をまとめてみました。

復習を兼ねてです。

また理論は暇なときにまとめます。

では

貴重なお時間をさいて見てくださりありがとうございました。

お疲れ様です。

何か御意見御感想があればよろしくお願いします。

あと、〇〇についてまとめてほしいというのがあれば、私なりにまとめてみようと思います。
私の勉強にもなりますので、要望があれば遠慮なく書き込みのほどよろしくです。

概念フレームワーク②

概念フレームワーク
05 /25 2012
概念フレームワークの2回目です!

今回は
~会計情報の質的特性~です

『会計情報の質って何??』

→財務報告の目的を達成するために会計情報及び会計基準がみたすべき必要な条件とのこと

そこをいろいろな特性(条件)で説明してて

で、その特性(条件)は大きく分けて2つ

●基本的特性
●一般的特性

ですね

さらに細かく分けて…は勉強してください^^;暗記事項ですよ!!

私も暗記してるのかと言われればよく忘れます

頑張りましょう


では

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<概念フレームワーク>

~会計情報の質的特性~

●最も基本的な性質・・・意思決定有用性
(投資家の意思決定に「有用な情報を提供すること)


●意思決定有用生を支える特性
●意思決定との関連性

・情報価値があるかないか

・将来の予測の関連する内容を含んでいる

・「情報価値」の存在が不確定な場合、「情報ニーズ」の充足が「情報価値」があるかどうかを期待させる。


●信頼性

・中立性・検証可能性・表現の忠実性に支えられている

・意思決定との関連性とトレードオフの関係×

・意思決定との関連性と同時に高める必要はない


●内的整合性

・特定の基準と基礎概念の整合性(特定の基準間どうし×)

・経験の集合体→完全ではない(全貌×)

・会計基準の設定は概念フレームワークに準拠→必要条件(ただし、完全ではないので十分条件×)

・首尾一貫性×(毎期継続して特定の会計基準を適用すること)

・慣行の維持、継続を目的×

・意思決定との関連性や信頼性について間接的、補完的に推定する役割がある。
     ↓
・ただし、環境の変化等によって従来とは異なる体系(概念)が必要な時は概念フレームワーク自体を変更しないといけない。
     ↓
・内的整合性による推定×


●比較可能性

・形式基準×、画一的な会計処理×

・2つの取引の法的形式は異なるが、実質は同じ→同じ会計処理が適用(実質優先)

・2つの取引の形式は同じだが、実質は異なるケース→異なる会計処理

・表現の忠実性と重複する


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以上です


言葉が難しいですね^^;


出来る限り分かり易くと思っていたのですが、今回は分かりにくかったと思います
(普段も分かりにくいかもしれませんが)

次は~財務諸表の構成要素~です

次も結構長くなると思いますが頑張りましょうね

貴重なお時間をさいて見てくださりありがとうございました。

お疲れ様です。

何か御意見御感想があればよろしくお願いします。

あと、〇〇についてまとめてほしいというのがあれば、私なりにまとめてみようと思います。
私の勉強にもなりますので、要望があれば遠慮なく書き込みのほどよろしくです。

概念フレームワーク①

概念フレームワーク
05 /24 2012
概念フレームワークは概念の勉強なので苦手意識が強いですよね^^;
私も嫌いです

でも短答の出題率は

2009年第1問
2010年Ⅰ第2問
2010年Ⅱ×
2011年Ⅰ第4問
2011年Ⅱ第1問
2012年Ⅰ×

とかなり高く
多分もうすぐの2012年Ⅱの短答には出題される可能性がかなり高いと思います。

出るでしょう^^;


ならこの機会にまとめて、皆さんの合格が一歩でも近づけば嬉しいです。

苦手な人は是非休憩がてらさらっと見て復習してください。

短答の肢に出てきそうな論点を扱いますので、定義などは省きます。

ではまとめます。


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<概念フレームワーク>

~財務報告の目的~

●基礎になる前提や概念を体系化
(将来の基準開発の指針にもなる)
     ↓
・個別の会計基準などは直接決められない。


●演繹的アプローチ(帰納的アプローチ×)


●ディスクロージャー制度
・経営者の私的情報の開示を促進
     ↓
・投資家と経営者間の情報の非対称性を緩和
(市場が効率的になっても情報開示は必要)

・一定以上の分析能力を持つ投資家を想定
・将来投資家になる可能性のある者も含む

・経営者は事実の開示に限定
(将来の予測は現在の事実を示すため)


●財務報告の目的
・投資家による企業成果の予測と企業価値の評価に役立つような、投資のポジションとその成果を開示すること。
     ↓
・経営者による企業価値の予測を提供することではない


●会計基準
     ↓
・投資家保護
・基準の設定による便益を得るための最低限のルール
     ↓
・環境によってコストや便益が決まる
     ↓
・環境変化により会計基準も変わる


●会計情報の主な利用は投資家への情報提供(情報提供機能)
     ↓
・副次的な利用として分配可能額の計算や課税所得の計算がある(利害調整機能)

・会計基準の設定・改廃は副次的な利害調整機能に及ぼす影響も考慮する


   
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ひとまず以上


概念フレームワークは構成ごとにまとめていく予定です。

貴重なお時間をさいて見てくださりありがとうございました。

お疲れ様です。

何か御意見御感想があればよろしくお願いします。

あと、〇〇についてまとめてほしいというのがあれば、私なりにまとめてみようと思います。
私の勉強にもなりますので、要望があれば遠慮なく書き込みのほどよろしくです。

包括利益④

包括利益
05 /23 2012
今回で<包括利益>の最後です。

最後は
~その他包括利益の税効果の金額~
~組替調整額~
~包括利益の計算書~

の3つです。

この中では短答試験で~その他包括利益の税効果の金額~と~組替調整額~がよく出そうですね(あくまで私の感覚ですが^^;)

あと論文には~包括利益の計算書~が出しやすいと思います。

というわけで
最後のまとめです。

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<包括利益>

~その他包括利益の税効果の金額~

・原則:税効果控除後の金額で表示
・例外:税効果控除前の金額で表示
→一括して加減算

・税効果の内訳を注記


・持分法適用の投資会社の税効果
   ↓
・連結財務諸表には含まれない→注記×
   

~組替調整額~

・当期または過去の期間にその他包括利益に含まれていた部分が実現
   ↓
・P/Lに計上され当期純利益にも含まれる
   ↓
・二重計上になってしまう
   ↓
・その他包括利益から当期純利益に組替調整をする。


・調整額は内訳ごとに注記


・土地再評価差額金は再評価後の差額は当期純利益に計上されない
   ↓
・組替調整×→S/Sで利益剰余金に振替られる


~包括利益の計算書~

・2つ
①1計算書方式(損益及び包括利益計算書)
②2計算書方式(損益計算書+包括利益計算書)

・利点
①一括して表示→一覧性、明瞭性、理解可能性がある
②当期純利益と包括利益を明確に区別→当期純利益を重視する考えかたが守られる

・選択適用

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以上

終わりましたね

論文用と別けて書こうと思ったのですが、

短答に出そうな所も意外と少なかったので一緒にしました

ただ、包括利益の部分はまとめてみて思ったのですが


読みにくい


特に組替調整!!

計算と一緒にするのが一番いいと思いました。
ほとんどが計算の部分を文章にしているだけですから

ただ私は包括利益部分の計算が苦手(←殆どやってない)なので
少し答練を利用して繰り返し解いて見ようと思います。

では

貴重なお時間をさいて見てくださりありがとうございました。

お疲れ様です。

何か御意見御感想があればよろしくお願いします。

あと、〇〇についてまとめてほしいというのがあれば、私なりにまとめてみようと思います。
私の勉強にもなりますので、要望があれば遠慮なく書き込みのほどよろしくです。

会計オタ

公認会計士になりたい!目指してる人!公認会計士にかかわる人!コメントよろしくです。