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棚卸資産の費用配分(払出単価)

棚卸資産
08 /25 2012
棚卸資産の費用配分(払出単価)です。

前回は数量の話をしたので、今回は単価の話をしようと思います。

●計算方法は?
5つ+2つあります。

●それぞれの特徴(長所・短所)は?



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<棚卸資産>

~棚卸資産の費用配分(払出単価)~

●計算方法は?特徴は?

①個別法
→経済実態に忠実

→手間がかかる
→利益操作に使われる


②先入先出法
→計算上の仮定が物の流れと一致しやすい
→B/S価額が時価に近い

→保有損益が売上総利益に含まれる(正常収益が示されない)
→費用と収益の対応が同一価格水準ではない


③平均原価法


④売価還元法
→事務的に簡便

→グループ分けに恣意性が介入


⑤最終仕入原価法
→事務的に簡便

→期末が最終仕入部分を超過する場合、取得原価基準に反してしまう

ここまでは制度上認められている。
→棚卸資産の『区分ごと』に評価方法を選択


ここからは、制度では認められていない。

(1)後入先出法
→保有損益を売上総利益から除くことができる(正常収益が示される)
→費用と収益を同一価格水準で対応できる

→B/S価額が期末の時価と乖離
→計算の仮定がの流れと異なる
→期末>期首(食い込み)の場合、保有損益が含まれる
→数量を調整することによって利益操作に使われる



(2)基準棚卸法(後入先出法の基になったもの)


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全部太字になってしまいましたね^^;

貴重なお時間をさいて見てくださりありがとうございました。

お疲れ様です。

何か御意見御感想があればよろしくお願いします。

あと、〇〇についてまとめてほしいというのがあれば、私なりにまとめてみようと思います。
私の勉強にもなりますので、要望があれば遠慮なく書き込みのほどよろしくです。

また、他の方も、繰り返しでもいいので、「こういうのまとめてみました」
とか「このような理解の方がいいよ」、「これはまとまってないよ(わかりにくい)」
などのご指摘があればよろしくお願いします。
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会計オタ

公認会計士になりたい!目指してる人!公認会計士にかかわる人!コメントよろしくです。