IAS2-棚卸資産②
IFRS
①は棚卸資産の定義の話であったが、
②③④は棚卸資産の測定の話である。
今回は②のポイント、”比較的多額な固定間接費差異の配賦”についてみていく
日本の場合、原価計算基準に当該取り扱いがある。
予定操業度、正常操業度をもとに配賦し、
原則;売上原価
例外;売上原価と棚卸資産
(予定されている操業度等が不適当であったため、比較的多額な差異が発生した時など)
に配賦される。
一方、IFRSでは
正常生産能力をもとに配賦され、
有利差異;棚卸資産
不利差異;期間費用
(IAS2.13)
例外;実際生産水準が正常生産能力に近い場合、実際生産水準を使用することが認められている。(IAS2.13)
→つまり、期間費用とはならず、棚卸資産に含まれる事になる。
日本とIFRSで何をもとに配賦するか、なにの区分で取り扱いを分けるかが異なるため、注意が必要である。
②③④は棚卸資産の測定の話である。
今回は②のポイント、”比較的多額な固定間接費差異の配賦”についてみていく
日本の場合、原価計算基準に当該取り扱いがある。
予定操業度、正常操業度をもとに配賦し、
原則;売上原価
例外;売上原価と棚卸資産
(予定されている操業度等が不適当であったため、比較的多額な差異が発生した時など)
に配賦される。
一方、IFRSでは
正常生産能力をもとに配賦され、
有利差異;棚卸資産
不利差異;期間費用
(IAS2.13)
例外;実際生産水準が正常生産能力に近い場合、実際生産水準を使用することが認められている。(IAS2.13)
→つまり、期間費用とはならず、棚卸資産に含まれる事になる。
日本とIFRSで何をもとに配賦するか、なにの区分で取り扱いを分けるかが異なるため、注意が必要である。
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